コーヒーを飲みながらコーヒーの話・・。
さて夫も帰ってまいりました。
珈琲豆を携えて。
自家焙煎する大連のカフェで、お美味しかったから
家でも飲もうと思ってね、だそうです。
旅先の麗江で雲南のを少し求めたことはありましたが、
普段の家使いの豆を、中国で買ってくるようになったかと、
不思議な気持ち・・。
アフリカか、はたまたブラジルか、どこをたどって来たにしても、
ずいぶん船に揺られ、さらには飛行機に乗ってやってきた
「高価な」コーヒー豆。
ベトナムコーヒーとまではいかないまでも、なかなかのフレンチローストで、
豆豆たちがそれ風のてかりを放っております。
確かに、我が家好みの風味とも言えなくない、酸味は控えめクラシカルな味わいか・・
最近は煎ったか煎らないか、くらいのレアな風味もはやりだったりしますよね。
手提げ袋の印刷に、「欧米奇 珈琲&西餐 amici coffee」とあります。
そこでdalian amici coffee と入力、クリック・・・
なるほど、日本の業務コーヒー豆大手と大手日本商社が
それぞれほぼ3分の1を出資する大連の合弁会社でした。
中国人の嗜好に合ったコーヒーを提供し中国東北部に展開する、のだそうです。
ということは中国人嗜好=我が家嗜好、という証明が成り立ったということ?
これからしばらく日本でいただきましょう。
上海にも1店舗あるようです。
理想のオチとしては、こうでした。
「コーヒーといば、あってもインスタント、粉っぽい味のものでした。
それがここ10年の間に中国にもすっかりコーヒー文化が定着して、
ごくごく地元のカフェで自家焙煎するおいしいコーヒーが飲めるまでなりました。」
今回の場合、
「・・・・ここ10年の間にかなりコーヒー文化も定着しています。
日本の技術とセンスが少なくとも中国東北地方のレベルアップには
かなり貢献していますね。」
と言う感じになりましたか。
カフェでひといき、がいつでもできる上海です。
コーヒーの淹れ方もいろいろ。
こ洒落た雑貨屋の2階で、おしゃべりを楽しむ、
そんな多文化多民族の夜更けが
毎夜毎夜重ねられています。
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