2013年4月28日日曜日

飛行機を降りると渡される小さな紙切れ-H7N9対策

入国審査前の検疫サーモグラフのところで、職員が渡すB6両面の
うす水色の紙切れにはこう書かれています。

 『今後の情報に注意し、中国に滞在していた方は発症するおそれが
 ありますので、本日から10日間、以下のように行動してください。・・・』



2013年4月22日月曜日

ローカルフードの誘惑に負けず、

現地からの食報告です。
本来、ローカルのフードが基本のわたしたちですが、
同行のお客様の安全を第一に考えるべきときです。
ひとまず、業務指令は遵守しているようですね。
日系の再評価の時期としても、とらえましょう。


 ひとりの合間にはこちらから。



2013年4月20日土曜日

今月は日本に

鳥インフルの収束の兆しはみえず、
ウィルスは人に感染しやすく変異しておりパンデミックの可能性も否定できない、
というような国立感染症研究所リスク評価も出されました。

やむを得ず渡航した1名も最短コースで戻る予定です。
現地では炭疽菌感染牛が流通しているというような噂も広がり、
鳥も豚も牛も羊も、何も食べられないとネットで飛び交っています。
食への不安、不信も高まりそして噴出しています。

現地での食欲抑制の策として、
日本でしっかり牛肉食べていくのだと、
前夜夕刻に肉売り場でステーキを選び、
確かにしっかり、食して出かけて行きましたが。

世界平和度指数by Institute for Economics and PeaceIEPmission 再度みなおしてみたのです。
158の国のうち89位が中国、そして88位がアメリカ、
ニュージー2位、日本は5位・・・・
そして1位はアイスランド、その世界一平和なヨーロッパの国とFTA正式締結した中国。
北欧、北極圏への侵攻がさらに加速することに。

Boston manhunt ends のニュース、戒厳令から解かれたボストン が繰り返し流れています。
四川の地震も心がざわざわです。

2013年4月15日月曜日

第16報(上海総領事館)


2013.4.15 上海総領事館

鳥インフルエンザ関連情報(第16報)

<上海市・江蘇省・浙江省・河南省・北京市における新たな感染・死亡例の発生など>

第15報(上海総領事館)・第8報(北京大使館)

鳥インフルエンザ関連情報(第15報)




<上海市・江蘇省・浙江省における新たな感染例の発生など>

                                                                                        在上海日本国総領事館2013年4月14日
1.上海市、江蘇省、浙江省の政府は、13日、「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染例計5例を新たに確認したこと等を発表しました。感染例等に関するそれぞれの発表の内容は以下のとおりです。

(1)上海市発表
 (ア)男性、顧某、56歳、上海出身、会社員。1日より倦怠感、発熱等の症状、3日、4日に華山医院で受診し、4日に上海市公共衛生臨床センターへ移 送。5日の検査で「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染は陰性。6日、高熱があり病状が悪化。10日にサンプルを採取し、11日に「H7N9型」 鳥インフルエンザウイルスの感染陽性を確認、その後診断が確定。濃厚接触者は4人であり、現在までに異常は見られない。
 (イ)上記(ア)顧某の妻は、3月27日発病、4月4日に「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染診断が確定していた於某。(当館注:右女性の感染については、5日付の当館の「鳥インフルエンザ関連情報(第7報)」も ご参照願います。)12日夜、上海市衛生・計画生育委員会は、国家衛生・計画生育委員会を招き、共同でこれら2例の伝染の関係等につき検討を行ったが、現 在得られている情報から見る限りでは、顧某の発病が於某からの伝染によると判断するには材料が不足しているとの検討結果となっている。

(2)江蘇省発表
 12日、下記3名の「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスへの感染を確認した。3名とも重症だが、病状は安定しており、治療に当たっている。
 (ア)女性、顧某、77歳、南京市旧白下区在住。13日、「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染を確認。南京市某医院にて治療中、現在重体。濃厚接触者は7人であり、現在までに異常は見られない。
 (イ)男性、馬某、72歳、常熟市在住。13日、「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染を確認。蘇州市某医院にて治療中、現在重体。濃厚接触者は9人であり、現在までに異常は見られない。

(3)浙江省発表
 (ア)男性、郭某、65歳、杭州市在住、退職者。3日発病、9日に杭州市某医院で受診。13日、「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染を確認、その後診断が確定。省級某医院に移送され治療中、重体。
 (イ)男性、曹某、38歳、杭州市在住、労働者。6日発病、11日夜に杭州市某医院で受診。13日、「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染を確認、その後診断が確定。省級某医院に移送され治療中、重体。

2.これにより、「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの感染者数は、上海市、安徽省、江蘇省、浙江省、北京市の2市3省の計49名(上海21 名、安徽2名、江蘇14名、浙江11名、北京1名)となり、そのうち、死者は11名(上海7名、安徽1名、江蘇1名、浙江2名)となりました。

3.かかる状況を受けて、在留邦人の方におかれては、以下の諸点にご注意願います。
(1)発熱、咳などの呼吸器感染の症状が発症、特に高熱の発症や呼吸困難の症状が見られた場合は速やかに医師の診断を受けるようにお願い致します。医療機関受診の際の注意点等については、3日付で当館ホームページに掲載した「鳥インフルエンザ関連情報<国立感染症研究所の解析結果及び医療機関受診の際の注意など>」も御参照下さい。
(2)不用意に鳥・家畜に近寄ったり触れたりせず、手洗い、うがい等を励行し、衛生管理に十分注意してください。また、十分な栄養、睡眠をとり、平素からの体調管理に気をつけてください。
(3)外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がけてください。
(4)その他、感染地域滞在の注意事項については、「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。

6.当館では新たな情報が得られ次第、当館ホームページ等でお知らせします。

  (参考ホームページ等)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2850
○外務省海外安全相談センター
電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
○鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)http://www.forth.go.jp
○高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
○鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html
○Avian influenza(世界保健機関(WHO))
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/
○国際獣疫事務局(OIE)
http://www.oie.int/eng/en_index.htm


 大使館8報↓
大使館第8報 河南省の感染

2013年4月13日土曜日

渡り鳥は南から北へ移動しているから、と言いますが・・

鳥インフルエンザ第7報 北京市の人への感染について 2013年4月13日在中国日本国大使館

ルート不明、北京にも感染者。
上海の例では人から人の疑念が大きくなったのではと。
もう少し渡航を延期し状況を見定める必要があります。

上海瑞金医院、(※嘉定区の瑞金北院の方か)
ここで疑似(?)患者の騒動が起きるなど
混乱ぶりが聞こえてきます。

・・・時折窓辺にやってきていた鳩・・・
食用養鳩でもないでしょうし、
今も自由にビルの窓窓を訪ねまわっていることでしょう。

Magnitude 5.8 - NEAR S. COAST OF WESTERN HONSHU, JAPAN

:現地日本では早朝、午前5時半
スマホの警報が不気味に響き、地震か、ミサイルか、と
そしてあの阪神大震災がよぎりました。


Map showing earthquakes


Earthquake Details



















2013年4月12日金曜日

クッションに耳


タカタエアバッグリコールのニュースが先です

ワールドニュースは、
300万台を超える日本車のリコールニュースを、真っ先に伝え、
そのあとKOREA TENTIONと続けています。
戦火は避けられているということでしょうか。

タカキ社の株価下落も伝えられていますが、
果たしてその側面だけでしょうか。
今まさに経済の転換を図ろうとする矢先の冷や水、という考え方ではなく、
日本の安心、安全を大きくアピールする機会だととらえたいと思います。
こんな大規模なリコールをあえて行う国家、企業があるか・・・ないとはいいきれないにしても。

中国、台湾からのアメリカ輸入米から基準を超える鉛検出も聞こえていますし、
そして欧米の最近の大きな話題の一つに例の「馬肉混入事件」がありますね。
世界は「安心・安全」を求めているのにそれは一朝一夕には培われないものなのです。
日本のお家芸、「安心・安全」のマインドと技術をもって
貿易立国として立て直しする、これこそがとるべき私たちの未来。

だからこそ福島の汚染水・・もうこれ以上の放置はいけません。



2013年4月4日木曜日

桜のみならず~城崎にて

柳のみどりも美しく 開湯1400年の湯の街を訪ねました

根路銘先生のワクチン開発

事務所入り口には、禁煙表示とともに消毒アルコールを常設していますが、
このごろ入室時の使用頻度が減っていました。

鳥インフルのリスク軽減を世界規模でどう図るか、・・。

さきごろ、沖縄県名護市の生物資源研究所 (根路銘国昭所長) が開発した、
カイコを利用した予防効果の高いインフルエンザワクチンについて知りました。
根路銘先生の反骨の精神に心すく思い。

この技術を世界がどう扱うか注目です。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-195691-storytopic-1.html  琉球新報2012.8.15