2012年2月29日水曜日

バロンちゃん、漢方薬が好き?

若手が遊んでほしいとしきりにアピールしています。
机の上にやってきて、書類の付せんをちぎっています。

おかげで、またあとで読み返そう、とマークしていた部分が
わからなくなってしまうことしばしば。

ちぎった付せんを下に落として一人遊びをはじめました。
と思うと、「つまらないんですけど、、」とブルーの目が訴えています。

壁の画鋲を引き抜いて、写真やメモが落ちている、なんていうのはよくありますし。この間は、神聖なるドリームキャッチャーを。どうしてくれるの、夢にうなされたら・・。

彼の関心はナバホの羽飾りでもなく、ふわふわの綿花でもない、ポチッと壁にくっついているクリアプラスチックの画鋲のアタマなのです。

今度はスカイプ用のイヤホンマイクをかじりだしています。

食品庫に入り込んで、こんなものあったかしら、「長白山不老草」なんてのをまん丸い目で興奮気味にかかえていたり、、。
(食品庫のミラクルを学習してしまって以来、ふーちゃんともどもことあるごとに点検をしていますが・・そう簡単にみつかっては困るのよ。。。)

夫の風邪薬の香りも大好きです。
クワシャ、クワシャ、と中身の顆粒の音がしようものなら、
しっぽをたてて緊急参集。

あぶないあぶない、ネコの手の届かないところに完全にしまっておかなくては。

幸福指数 by CHINA


その日は雨が降っていました。
太平橋公園を東に向かって歩いていました。

ごくたまにすれ違う人と犬。
静寂な池のほとり。

向かいの通りに動くクレーンをじっと見つめるおじいちゃんと孫の姿がありました。
そして私が通り過ぎてしまう間、じっと動くことはありませんでした。 

マンションが建つのを待っている部屋のオーナーか、もうすぐ建つね、なんてね。
いやいや、もともと住んでいて・・立ち退いた家族かも。
建設重機・マシーンマニア、というのもあり得る・・・。

国民幸福指数ランキングなるものが作成されました。中国ですよ。
全国31の省、市のGDPの実質的な価値を計算・・すなわち「幸福指数」によるものということです。 


一位は上海市、続いて北京市、広東省、浙江省、貴州省、海南省、雲南省・・・そして
ウイグル自治区、内モンゴル自治区、チベット自治区、ランキング終了。

自治区の流血の事件速報が流れています。
みんな幸福を求めている。




2012年2月25日土曜日

星空の夜、珈琲を飲みながら

昨夜は星空の美しい夜、
コーヒーを飲みながらコーヒーの話・・。

さて夫も帰ってまいりました。
珈琲豆を携えて。

自家焙煎する大連のカフェで、お美味しかったから
家でも飲もうと思ってね、だそうです。 

旅先の麗江で雲南のを少し求めたことはありましたが、
普段の家使いの豆を、中国で買ってくるようになったかと、

不思議な気持ち・・。
アフリカか、はたまたブラジルか、どこをたどって来たにしても、

ずいぶん船に揺られ、さらには飛行機に乗ってやってきた
「高価な」コーヒー豆。

ベトナムコーヒーとまではいかないまでも、なかなかのフレンチローストで、
豆豆たちがそれ風のてかりを放っております。

確かに、我が家好みの風味とも言えなくない、酸味は控えめクラシカルな味わいか・・
最近は煎ったか煎らないか、くらいのレアな風味もはやりだったりしますよね。

手提げ袋の印刷に、「欧米奇 珈琲&西餐 amici coffee」とあります。
そこでdalian amici coffee と入力、クリック・・・

なるほど、日本の業務コーヒー豆大手と大手日本商社が

それぞれほぼ3分の1を出資する大連の合弁会社でした。

中国人の嗜好に合ったコーヒーを提供し中国東北部に展開する、のだそうです。

ということは中国人嗜好=我が家嗜好、という証明が成り立ったということ?

これからしばらく日本でいただきましょう。

上海にも1店舗あるようです。

理想のオチとしては、こうでした。
「コーヒーといば、あってもインスタント、粉っぽい味のものでした。
それがここ10年の間に中国にもすっかりコーヒー文化が定着して、
ごくごく地元のカフェで自家焙煎するおいしいコーヒーが飲めるまでなりました。」

今回の場合、
「・・・・ここ10年の間にかなりコーヒー文化も定着しています。
日本の技術とセンスが少なくとも中国東北地方のレベルアップには
かなり貢献していますね。」
と言う感じになりましたか。


カフェでひといき、がいつでもできる上海です。
コーヒーの淹れ方もいろいろ。

こ洒落た雑貨屋の2階で、おしゃべりを楽しむ、
そんな多文化多民族の夜更けが
毎夜毎夜重ねられています。

2012年2月24日金曜日

中国人民銀行札3匹のねこ

確かにありました、いえ、いました、いました。
100元札の3匹の猫、見えますか。 真ん中、と2匹のおじぎ猫。



 3匹のねこ 人民日報ウェブ版


数千年の歴史と猫とのかかわり、専門家の論証を待ちたいです。

2012年2月23日木曜日

Civic Memorial Service in Hagley Park

~NZ カンタベリー クライストチャーチ~
あれから一年がたちました。


http://www.stuff.co.nz/national/videos/

185名の白い椅子には一輪の花が置かれました。 


立ち入り禁止区域内の様子です。

十一月時点ですが、ほぼ現在の形と思われます。

http://www.stuff.co.nz/national/5904433/Red-zone-public-visits 

2012年2月21日火曜日

にっぽん、ていいな!・・?? つづき

~いちごオリンピック~
中国でなにかしら世界大会の開催されない日はありませんが、北京で第7回世界いちご大会
が開かれています。
 4年に一度、「いちごオリンピック」とも呼ばれ、アジアで初開催だそうです。

    「展示される135品種のイチゴのうち、日系品種からは章姫、紅顔、栃乙女、
佐賀清香、豊香、幸香、万徳一号等・・・欧米品種からはスイートチャリー、
カマ ローサ、アルビ、チャンドラー・・・昌平自主知識産業権利品種の天香、
燕香、紅柚添香、冬香、書香、石苺一号など。
      章姫、紅顔、スイートチャリー、カマローサなど品種は既に昌平の広い面積
で栽培推進・・・昌平は2008年から特にイ チゴ栽培に力を入れており、
先頃、河北の赤城や吉林の蛟河等にイチゴ苗育成基地を建設・・・
2011年には昌平の海抜が高く涼しい地区にもイチゴ苗育基 地
を建設、全国最大の苗育成基地として、扱うイチゴは121品種・・全区へ
イチゴ苗を安定供給イチゴ農家の需要を基本的に満足させる・・・」

中国の観光サイトにもこのようにあります。

かつて、駐在生活の楽しみの一つは、ふんだんなフルーツ、中でもキロ単位で楽しめる
農貿市場に山積みされたいちごはひときわでした。
当時、開発されて間もないはずの、ぶりっぶりっとしたとちおとめ(と思われる)が、
惜しげもなく巷の市場に並んでいました。
どうしてここに並んでいるのか、については、種苗法お構いなしの韓国経由、だとか
台湾からすぐに技術と苗木が来るのだ、とかいろいろ言われていましたが、
500gあたり8元から10元でしたから、「草苺、両斤!」と購入しても300円しません。
友人の中には専用の苺ケースを持って買出しに行っていたものです。
そのまま、そしてレンジで調理すれば、ジャムやシャーベットとなって
異国の地のスイーツとして楽しむことができました。
写真は45元/500g、すぐうらのスーパーで、まあまあ、といったところ。
さてさて、そのいちご、このごろ上海ではたと目にしません。
今の上海、なかなか巷の市場にたどり着けないこともありますが、主流のスーパーマーケット、カルフールでもウォルマートでも、かつての品質と価格のものにまずお目にかかれません。

実は、農業国ニュージーランドでも、オーストラリアでも、ほかはなんでもおいしくいただきましたが、食べたい苺には出会えませんでした。
クィーンズタウンでデザート用に買ったのなどは苺の概念から完全に外れていましたしね。
日本品質の苺はスペシャルと言えます。
「いちごオリンピック」なるものをちょっと覗いてみたかったと思います。
商機を求め、日本の水耕システムなども出品していたようです。
時を同じくして河南省では、うっかり苺狩りをよびかけたら、2000人が殺到してとんだ被害に、
というような記事も目にしました。
中国苺狩りは未経験ですが、りんご狩り、サクランボ狩りなんていうのもありますよ。



本来のつづき、にもどります、

~ラウンジ、転々~
インフルエンザが大流行していると繰り返し聞かされ、また作りたい資料もありましたし、書店にちょっと寄った以外はほとんどラウンジで過ごしておりました。
雑踏をできるだけ回避したつもりでいましたのに、ゴホゴホとずいぶん咳き込む背広姿のおじさん、、マスク持ってないのですか?ハンカチは?咳しながらビール注ぐの?
さっきもバスで言っていましたよ、外国の人も聞いていたし、「・・ほかのひとの迷惑にならないように・・」。
わが身を振り返ります。
「特に日本人はマナーがないよ、咳と鼻すすり、いやになるよ」、会うたびNZの駐在員が、
外国人のような顔をして申します。
確かに・・。 咳き込む複数のおじさんを避け、席を替わりながら、フライト情報待ちました。
中国の路上の痰とどっちがどっちだ、と問われたらどっちもどっちだと答えます。
ひとごみ、はできるだけ避けて過ごしていましたが、4日前豫園鼎泰豊に行くこととなりました。
鼎泰豊は不本意ではないけれど、本当は新天地くらいのが手軽でよかったかと・・。
あの雑踏、あの混沌にひさしぶりに触れることとなりました。
相変わらずの驚愕の歩道、「・・の行為はしてはいけません」、、て空港にも何年も前から看板があるじゃないの・・・です。
さて雪により欠航、次の便も手続き中止になると、スーツケースを引き取らなければならず、再びゲート内に入場できません。
今度はカードラウンジでセキュリティの怪しいネットを使いつつ過ごすこととしました。そのうちアルコール臭い呼気が正面からやってくる。見ると、また、背広のおっさん、かよ、いえいえビジネススーツの紳士、です。
みんなで利用しているんですけどね。
別便で合流した夫も、出発前にラウンジでずいぶん調子づいたおっさん、、いえ紳士が結局搭乗口で止められていたのに遭遇したそうですが。

日本に到着した瞬間の安堵と喜び、そしてそれは割合に早いペースで薄れてしまっていくけれど、
そんなこんなでも、コンビニでお茶一本買うと
「・・・おつり〇〇円でございます。」と言って、手渡すそのソフトな具合は、
にっぽん、ていいな!なんです。

にっぽん、ていいな!・・??

毎度のことながら、せいぜい二、三週間離れただけでもやはり母国にかえればほっとするものです。

~イミグレを通り、荷物を受け取る~
いつもながら、踏んだのかどうかもあいまいな消毒マットを通りすぎます。
水際で防疫、、は大変難しい・・でしょうね。係員もいたかしら。
やれやれ、今日は無事スーツケースが出てきたぞ、インチョンに行ってます、というようなことなくよかった。ひとまず壊れもありません。地方空港では自分のスーツケースを窓越しに目視する私です。
荷物検査レーンでは赤ら顔のおじさんが、「申告書提出してください、みなさん必要です。」と言われ「あちゃ」と引き返す・・・搭乗中ビールとワインをここぞと飲みまくる日本のサラリーマン、多いんです。ちょっと恥ずかしい。旅の恥は、、なんて今はあり得ません、世界は狭くなったし、みんな見ているの。それにあなた、ビジネスでしょ、酔っぱらってないで頼むよ~。
さて、わたしの番、いつも怪しいしいものは一切持ち込んでおりません、でも、「開けてみてもらっていいですかあ、」と言われないように願ってしまう。

なにはともあれ、日本語でいいという安心で包まれています。

~リムジンバスに乗る~
成田は好んで利用するものではないのですが、チケットがとれなければ仕方ないのです。しかし、一昔前に比べると確実にサービスは改善しています。羽田への危機感がよい緊張を生み出しているのでしょう。政策なき日本の航空のつけはここにとどまらず全国じゅうです。
それにしても何がスカイライナーだ、エクスプレスだ、タクシーはべらぼうに高いし、アクセスは不便極まりありません、無料にしたらどうなの。英語表示もほとんどないし、外国人にも優しくない、てことはみんなにやさしくないってことじゃないですかねえ。で、究極の選択でリムジンバスです。
((注)それでもちゃんと、日本語に包まれた安心の中に。)

そして車内「携帯電話はほかのお客様にご迷惑に・・」とお決まりのアナウンスです。そしてさらに「今、インフルエンザが大変流行しております・・ほかのお客様の迷惑にならないよう・・」と続きます。なるほど「迷惑」に主眼をおいた文化なんですね。

~雪のため羽田周辺に急きょ一泊することとなった私~

いつものホテルサイトで予約したあとで、しまった円は少し下がっているし、一休か楽天でとればよかった、と反省・・しても遅い。
さて、割高な宿へはリムジンで、とホテルに電話して聞いたので、言われたとおり14番乗り場へ 。乗り場の係員のお姉さんが「行先はどちら」と聞くので「〇〇ホテル」、「はっ、どこの駅ですか?」「??」事前に売り場でチケットを購入する必要を理解し、チケット購入。ここでも、どこの駅かを明確に言えない私にちょっといらっとしながら、でも言葉はすこぶる丁寧に「・・・お調べしました、品川シーサイド駅550円でございます、」「ホテルリムジンではないのね、」「・・・」
なんかちょっとかみあわないまま、バスに乗り20分。日本でバスに乗るのは意外に難しい。((注)それでもちゃんと、日本語に包まれた安心の中に。)
その間、例のアナウンスが聞こえます。
ご利用を感謝からはじまり、例の他人に迷惑のくだり、そして「・・・狭い車内ではございますがしばらくお過ごしください、」と言っています。
謙虚だ、驚きだ。
中国では乗ってくれてありがとう、はあまりない、と思います。協力に感謝(謝謝、合作)というのは秩序遵守のよびかけとして定番となりましたが。ましてや「狭いところですが、」なんてことは言いません、じゃ、広くしろ、ということになるでしょう。                        ~つづく~

続きはまた、

ぷーちゃんが、夕焼け小焼けの時報を聞いてしまいました。
キッチンから熱い視線を送っています。
のびをしたり、体をくねらせたりアピールも甚だしい。
日本で一番いいのは、何と言ってもこの子達と過ごせる時間。
ふかふかのおなかに顔をうずめるとお日様の匂いがします。

上海衡山賓館  SINCE1934


衡山路と宛平路の交差地点に建つ1934年築オールドホテルです。
プラタナス並木の続く旧フランス租界地の佇まい。
散策を楽しんだり、あるいは夜のクラブめぐりに出かけた方も少なくないのではないでしょうか。


程よく効いたアールデコのデザインが滞在をたのしませてくれました。
バスルームの洗面台、そのくすんだレバーを左右すると、
白い陶器製の蛇口から、お湯が、お水が、わき流れてきました。
なんとも優しく。
周辺には多くアールデコ様式の建築が残っています。
・・租界終盤の輝きを放ったことでしょう。








今頃は、海水浴客でにぎわっているであろうネイピアが思い起こされました。

NZホークスベイ地方を襲った1931年M7.8直下型地震。
その復興を、ネイピア市民復興委員会がアールデコの街にすると選択し、つくりあげたものです。
災害と復興の歴史が 刻まれた美しい街並み。
クライストチャーチ地震も一年を迎えます。そして3.11も。
・・歴史と叡智を刻んだ復興が待ち望まれます。


さて、上海衡山賓館近くの雑貨店のミーコとも顔見知りになれまして、
暖かくなったら自転車で会いに来たいと思います。
 「きれいな子ね」、というと本人(猫)も雑貨屋のおかーさんも、「そーなのよ」と美貌に自身。
次回ピントのあった撮影にご期待。




2012年2月19日日曜日

帰るとまた雪だった・・・

近隣を縄張りとするガーデン猫が家の中のようすを覗きにきていたようだ・・・
このごろ差し入れがないぞと言っているのかも。
今年は良く降ること、、。
・・・・入国してから我が家にたどり着くのがまあ大変、
エアラインラウンジとエアポートラウンジのはしごで何時間羽田に滞在したことか・・・
東京はまぶしい青空だというのに。

2012年2月2日木曜日

くさくて旨い!? 世界のたべもの StinkyFoodsTop5

確かに、くさいけどおいしいものは多いですよね。
さてどれを食べたことありますか。
トリップアドバイザーから配信です。