2012年11月16日金曜日

まるで子アヒルの列が・・、学童専用イミグレゲート・深セン湾

それはまるで列をなす子アヒルのように。
一番右端の専用ゲートから順番に香港へ出境していきます。

先月は早朝、浦東を発ちシンセン湾イミグレから入りましたので、
ちょうどこのかわいらしい現代中国の社会現象に出くわしたわけです。
「もっと長い列のときもあってホントにアヒルみたいだよ、」と同行者のコメントですが、
いえいえ、十人も並べば十分、黄色い帽子、黄色い斜め掛けカバン、黄色いスモック。
まず、引率の先生がひとまとめにパスポートを検査官に渡します。
子供たちは検査官に顔をみせるよう背伸びをして、名前を名乗ります。
検査官も身を乗り出して、小さな背丈の出境者(※通常、出国とよびますが・・)たちを
確認しているようですが、とにかくテンポよく次々とあちら側に入って行くのです。
子供たちはすっかり慣れた様子で。
長蛇をなす一般ゲートの傍らで、子供たちによる恒例のショーが披露されました。
午后には今度は香港側から同様のことが繰り返されるのです。

永住権を求めて、メインランドからの越境出産や
よりよい教育環境を求め、こうした幼児の越境通学、
もうめずらしくもない香港を取り巻く日常風景、となっているのです。

この日はシンセン空港より、バスで越境

香港へはいろいろな渡りかたがありますが、羅湖、福田、福永、蛇口、深セン湾・・・
・・・すんなり香港空港から、私は入りたいのですけど・・・


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