2012年1月31日火曜日

菊と刀 中国

「そういえば、この間、「菊と刀」が書店に平積みされていたよ・・」
と、スティーブ・ジョブスの横に並べられていたのが目にとまったと。
北京で中国訳初版が出たのは1990年、いろいろな意味で日本との関係性に何かあるたび
思いおこされ読まれ続けていると言われていますが。
地震、津波、原発の後始末と・・・読まれる機会も多かったかもしれません。

チャイナネットの年末取材記事を少しご紹介します。 
~「違った一面を見せる日本人の昼と夜」~

「日本は飛行機から見る富士山のように神秘的で憧れの存在」
と、飛行機からの富士山の美しい写真で始まります。

「日本を理解したい人は、ルース・ベネディクトの「菊と刀」を必ず読むべきだ・・・・」
そして日本人の緻密さ、工夫や調和を、

「・・・東京の清掃員は意図的に銀杏の葉だけを残して清掃している・・・・電車内では
電話での通話は禁止・・・・マスクによる他人への気遣い・・・」
と紹介し、一方の夜の酔っ払いオジサンたちの姿を、

「・・・東京は酒でできている・・・「優雅さ」は見受けられない・・・しかし、夜が明けると、酔っ払った
男たちは、綺麗な服と靴を身に着けて会社に向かう・・・」

「・・・『傲慢でありながらも礼儀正しい』、『菊と刀』は理解しがたい日本人をこのように
まとめている。」(中国人民網2011年12月)と。

 中国のみなさん、理解しがたい日本へのお越しをお待ちしています。

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