2012年10月4日木曜日

南半球・・花嫁は广州人

日に日に暖かくなるウェリントン、友人の結婚式の話題です。
式は10月1日・・それはきっと中華系のカップルね?と聞けば、
「そうだよ、マレーシア系華僑の友人と広州のお嫁さん・・」
なるほど、、。
国慶節に合わせて中国やマレーシアから親戚たちも参加して120~30人の
にぎやかな宴が催されたそうです。
中国では各地さまざま結婚にまつわる風習がありますが、この日は・・・。

式の日の朝、異国の地で自宅に見立てたホテルの一室に
花婿は屈強な友人(「かつ悪友、」)たちを引き連れ花嫁をもらいにドアをたたきます。
迎えに行っても花嫁側は、そうやすやすとは渡しません。
花婿側に無理難題を言って、それに耐え得る婿かどうかを見極める設定です。
友人ともども腕立て伏せを数十回、街に出て9人の人から祝福のメッセージをもらってくる・・
等々、花婿はなんとか出された課題を成し遂げ、花嫁は花婿の車に。
それから市内をパレードよろしくしばらくドライブし会場へ。
本土で行えば、「長寿路」とか「幸福街」など縁起の良い名称の街角を通ってくるのでしょうね。

そしてその夜、花嫁のおばさんの経営するレストランで、伊勢海老、アワビ、フカヒレ三昧のひと時を過ごしたそうであります。
「お前、日中トラブルで披露宴会場でやられないようきをつけろよ」
と半分笑えないジョークも飛んだ南半球の祝賀の1日です。

朝から晩まで、楽しいお疲れさん、だったようですね。

7億数千万人が大移動すると言われる中国国慶節休暇。
昨年の年間海外旅行者が7,000万人超、消費額は690億ドルとも言われています。
日本への渡航は相次ぎキャンセルされる中、今年は韓国が急増したとも聞こえてきます。
今回は、ビジネスのあり方を見直す機会であり、ある種の淘汰であるかもしれません。
しかし、アジアビジネスの垣根はますます低く、そして取り除かれていくべきことに疑いの余地はありません。

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