2011年1月27日木曜日

ウェリントン キューバストリートのレストラン

ウェリントンの「matterhorn」は特に印象的なレストランのひとつです。

私たち日本人にとってはビーフというと、穀物やビールまで飲む手間暇かけて肥育される和牛・グレインフェッドのイメージが一般的ですが、今回のオセアニアでは、グラスフェッドの美味発見、すっかり見直すこととなりました。

その肉質や独特の臭いにおいては選択肢からはずされることも少なくなかったかもしれません。
食糧の高騰・危機が叫ばれる今、広大な大地の中で牧草だけを食べて育つ牛はあえて選ばれてよい存在でしょう。

そして、美味しさで選択を確信させたレストラン「matterhorn」。
「いいお店だよ、きっと気に入るよ」と誘われ、キューバストリートのバケツ(※)の前で待ち合わせ。

そろそろ人通りもまばら落ち着いた通りから一歩中に入ると、
店内はお酒と料理とおしゃべりを楽しむ居心地良い活気に満ち溢れています。

これまた居心地良い続きのバーで、テーブルが整うまで私たちもしばらくお酒とおしゃべり。
賞をとったラム酒のウンチクなどもきかされたりしながら、・・待つのもまた楽し。

オークランドのステーキハウスの豪快な肉塊ローストも悪くなかったけれど、
さてこうしてシェフの手で「料理」となった一皿はまた格別。

それぞれビーフとラムを、ワイヘキ島産オイスターとともに、
もちろんサイドにマッシュポテトも外しませんよ。

百聞は一見にしかず、、
お値段も心配するものではありませんのでぜひどうぞ。

年齢層も広く、アルコールや食事でなくともカフェとして楽しむだけでもいいのですよ。
シェフの確かな技量と、あらゆる人を拒まない、よいお店です。

実はほかの店では、「オーストラリア和牛」も試してみました。
食したのは100グラムあたり50ドル、ほんのりと脂肪交雑、

神戸ビーフを思い起こすようなものではないものの、香りは和牛。
しばらく日本に帰ってないから・・てな理由でオーダーしたご相伴にあずかったのです。

中国大連の、「雪龍黒牛」とどうでしょうね。
次の機会には、実際に肥育の現場も訪ねてみたいと思います。

折しもドキュメンタリー「フード・インク」が再燃、ロードショーも始まりました。
食の現実です。インパクトは小さくないでしょう。

そしてさらには、TPP参加を、輸入品の脅威に萎縮するのではなく、
安心・安全な日本の食文化と技術の発信、日本ブランドを選択させる好機ととらえるべきと、

勝機はあると、思っているのですけどね。 【ニュージーランド航空公式】公式サイトなら最安価格保証

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